TOKIWA能は、初めて能を観る人にも楽しんでもらおうと、能楽大連吟が企画するプロジェクトです。第一弾は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でもナレーションで語られた源平合戦の地「屋島」を取り上げます。
今回はシテ(義経)を実力派能楽師、深野貴彦が演じます。また新たな切り口で能を動画配信している松野、齊藤によるトーク・解説も見どころです。
能楽堂に入った瞬間にタイムスリップするかのようなひと時をお楽しみください。
開催日:2022年9月2日(金)
会 場:京都観世会館(京都府)
主 催:能楽大連吟
内容
18:00 解説・トーク
松野浩行、齊藤信輔
19:00
能《屋島》
シテ:深野貴彦 ツレ:樹下千慧
ワキ:江崎欽次朗 アイ:泉慎也
後見:浦田保浩,宮本茂樹,松井美樹
笛:左鴻泰弘 小鼓:曽和鼓堂 大鼓:河村凜太郎
地謡:浦田保親,松野浩行,齊藤信輔,河村浩太郎,今村哲朗,笠田祐樹
チケット
【全席自由席】
・事前支払(コンビニ、クレジットカード)、電子チケットとなります
・受付にてQRコードをご呈示ください
・学生券は受付で学生証をご提示ください
・フィーチャーフォン(ガラケー)には対応していません。
お客様へお願い
・マスク着用
・開場時に検温・手指消毒
能《屋島》あらすじ
源義経が主人公の物語。能には義経が登場する作品がいくつかありますが、義経がシテとして登場するのは《屋島》だけです。義経は、死後に修羅道に落ちた武将として、四国を旅してきた僧の前に現れます。義経の亡霊は、屋島の合戦で不覚にも弓を流してしまったが名を汚すものかと、敵の眼前に身をさらして取り戻したこと、また修羅道でも繰り返される凄まじい戦いに駆られる苦しみを語ります。やがて夜が明け、僧が目を覚ますと、義経の亡霊は消えていくのでした。
能楽大連吟とは
能楽をあらゆる視点や分野から捉え、趣向を凝らして発信することで、能を未来へ繋げていきます。本団体は、野外で焚火体験をしてもらいながら能をみるフェス型企画「焚火能」(2022年11月20日開催)や、能《高砂》を数ヶ月間稽古し参加者全員で謡いあげる参加型企画「能楽大連吟2023・京都」(2023年1月15日開催)を開催しています。
主催:能楽大連吟
制作:LOTUS
能・画:にしむらかおり