かつて建材に最適とされた札幌軟石の産出地である石山緑地を会場に、”あたら夜(明けてしまうのが惜しいくらい素晴らしい夜”をイメージに、石山緑地薪能を開催します。
狂言師が解説を務める「狂言道しるべ」、弦楽四重奏と能楽囃子・舞による「CLASSIC×NOH feat.雅 vol.1.5ーMiyabiー」、安達原伝説をモチーフとしたオリジナルの火入れ式「焔ー鬼女の伝説ー」、そしてクライマックスは能楽の代表的な演目である「安達原」と贅沢な内容となっています。
本公演の演出は、松野浩行が務めます!
能楽大連吟が制作協力する能楽公演、ぜひ札幌まで観に来てください!!
開催日:2024年8月10日(土)※雨天時8月11日(日)に順延
会 場:札幌石山緑地 ネガティブマウンド(札幌市南区石山78)
主 催:札幌市教育文化会館、札幌コンサートホール、札幌市
制作協力:能楽大連吟、一般財団法人日本伝統芸術文化財団ほか
内容
演出:松野浩行、馬場鏡丞
CLASSIC×NOH演出:梅若基徳
狂言 道しるべ
出演:茂山茂、茂山逸平 後見:井口竜也
CLASSIC×NOH feat.雅 vol.1.5ーMiyabiー
出演:謡・舞 梅若基徳 後見:梅若雄一郎
笛:斉藤敦 小鼓:上田敦史 大鼓:守家由訓 太鼓:上田慎也
Lespommes2弦楽四重奏
第一バイオリン:山本聖子 ヴィオラ:後藤美和子
第二バイオリン:瀧本志保 チェロ:藤田淳子
焔ー鬼女の伝説ー
語り:齊藤信輔、松野浩行
能「安達原」
シテ:林宗一郎
ワキ:江崎欽次朗 ワキツレ:江崎太朗
アイ:茂山茂
笛:斉藤敦 小鼓:上田敦史 大鼓:守家由訓 太鼓:上田慎也
後見:梅若基徳、松野浩行、河村浩太郎
地謡:浦田保親、深野貴彦、齊藤信輔、樹下千慧、梅若雄一郎
チラシメインビジュアル:ヤマガミユキヒロ
チケット
【整理番号付き指定席】
SS席 9,000円 SA席 8,500円 SB席 8,000円
A席 7,500円 B席 7,000円 C席 6,500円
・ご購入いただくブロックを特設ウェブサイトにて確認いただき、ご購入ください。
・全てのお客様をブロックごとにご案内する形の開場となります。17:30開場・お席案内、18:15お席案内。
・開催および雨天などによる中止、上演情報は全て特設ウェブサイトにて公開しますので、ご来場前に必ずご確認ください。
・能「安達原」以外の演目は、撮影可能となっております。三脚はご遠慮ください。
・公共交通機関をご利用ください。
能《安達原》あらすじ
奥州安達原に到った山伏の一行は、宿を借りようと一軒の庵を訪れます。躊躇いつつ宿を貸した庵の老女は、一行の所望に応え営みである糸車を使います。やがて女は、薪を集めに出かけますが、決して寝室を覗かぬよう彼らに言い残し、山に消えてゆきます。しかし、つい出来心から寝室を覗く山伏一行の召使いたち。するとそこには、人間の屍骸が積み置かれていました…
「焔 ―鬼女の伝説―」ではこの老女が鬼になった理由、過去の悲しみや迷いを語りとともに再現します。点々と灯される炎は彼女の心の焔とリンクしていきます。
主催:札幌市教育文化会館、札幌コンサートホール、札幌市
共催:北海道新聞社 後援:札幌市教育委員会、一般社団法人北海道公立学校教職員互助会
制作協力:能楽大連吟、一般財団法人日本伝統芸術文化財団、関西舞台芸術研究所、株式会社IAM